2017年7月30日日曜日

どこにもない、こだわりのNYツアー作りました。一緒に行きましょう。

ニューヨークで学ぶツアーを企画しました。「ニューヨークは最先端。刺激に溢れている。だから行きましょう!」と、そんな生半可な気持ちで作った企画ではありません。私たち自身が持つ世界観や周りで見聞きしたこと、また、これまで生きてきた時間軸の延長線上に何かを創造するという思考パターンを打破することが目的です。そのためにできること、それは、個性、独創性、自分の価値を研ぎ澄ませ、ビジネスとしてそれらを表現している先駆者達と対話をすることだと考えました。起業家との対話を通して「自分は何者か?」「どのようなスキルや強みを持っているか」「何にワクワクするのか」「社会にどんなインパクトを与えたいのか」について熟考します。また日本人が気づいていない日本の価値を知る機会にもなるでしょう。それらを基軸に、自分や自社が参入できるニッチを探求します。

「それだったら日本でもできるのでは?」と思われるかもしれません。なぜニューヨークか。理由はたくさんありますが、大きな理由の一つはこれからはあらゆる産業に「クリエイティヴィティ(創造性)」が益々求められる時代だからです(参照:The Response Magazin, July 2017)。むしろそれらの要素がなければこれからはどんな分野でも生き残れないと言っても過言ではないでしょう。NYには建築、デザイン、ファッション、ビジュアルアートなどのクリエイティブ産業と融合して新しい価値を生み出しているビジネスがたくさんあります。これらはやはり文字情報や映像でなく、体感することで初めて自分の糧にすることができるのだと考えます。

ツアー料金は1週間で70万円と普段自分で全て手配する私にとってびっくりする金額になりました。しかし近畿日本ツーリストさんの旅行商品として、参加者のみなさんの安心・安全を最優先に考えた内容にすると、様々な費用が必要になることが分かりました。また講師陣や参加者の方々への個別対応にこだわっています。多くのメディアで活躍する現地ジャーナリストがコーディネートする視察場所、個々人のニーズに基づいてカスタマイズするツアー、国連等から起業家賞やリーダーシップアワードを受賞した日本人起業家との交流、ツアー後のフォローアップなどたくさん詰め込みました!!なので自分たちも「持ち出し」で参加覚悟です!お一人お一人と夢やビジョンをゆっくり語る旅にしたいので、10名が限界だと思っています。是非一緒に行きましょう!!



資料請求はいよココロザシ大学、FBメッセージ、または以下のアドレスまで:
askアットnourishjapan.com (アットを@に変えて)

2017年7月29日土曜日

フードビジネス界の「金の卵」に出会いました!

これ何だと思いますか?最高にピザをおいしく食べるための器です。波打った表面は、熱々のピザの湿気を逃すため。素材はオリーブの木。オリーブには殺菌効果があり、硬度が高いため傷つきにくく美しさが続くのだとか。そしてお手入れはイタリアンに欠かせないオリーブオイル。綺麗に切り分けるための溝、テーブルに置いた時音を立てないための持ち手部分など、「0.数ミリ単位で」「100のこだわり」が詰まった逸品。

これを作ったのは京都造形芸術大学に所属する三木俊輝くん。全日本学生料理協会の会長でもあり、Food Art Designの代表でもあります。彼の名刺には「食に関わる全てのデザインを」と記されてあり、その言葉の通り、彼は国内外飛び回ってテーブルウェアデザイン、ラベルデザイン、商品開発、異文化交流イベント、調理教室など、食に関わるあらゆる活動をダイナミックに推し進めています。料理コンテストでの受賞歴も華やかで、このピザプレートは「2016料理王国100選」テーブルウェア部門賞を受賞。まさに才能の塊ですね。

そんな彼との出会いは2日前。森永アクセラレータープログラムの交流会にて。終了10分前に息を切らせて現れた彼。このピザプレートを手に「一言だけ挨拶させてください!」と森永の社員さんに詰め寄り、端的に、でも熱く想いを語っていました。聞けば京都からの長距離バスに乗れず、でもどうしてもイベントに参加したくてヒッチハイクで7台乗り継いで十数時間かけて東京までたどり着いたのだとか。「折角だから行ける人だけで2次会にいきませんか?」と言う彼の呼びかけで、散り散りバラバラに会場を後にしていた人たちも足を止め、みんなでカフェで語りました。偶然集まった人たちの間には偶然にもいろんなつながりがあることがわかり、「呼びかけてくれてありがとう!」の気持ちでいっぱいに。巻き込み力も半端ない人です。

*写真は三木くんのFBページより


*2次会のカフェにてHAMONを持つ三木くん

2017年7月18日火曜日

ココナッツアイスクリームの可能性。

気がつけば創業からはや1年。たくさんの方に支えられ、インバウンド対応事業、人材事業のお仕事を少しずつですがご依頼いただくようになりました。でもまだ足元グラグラです(😅)。まだまだ突破口が開けないのが、愛媛県産品の輸出。完成されたプロダクトを相手国のニーズと合致させることの難しさ、「地元推し」で幅広い商品を提供することのインパクトの無さ、飽和した市場に切り込める価値創造の大切さを痛感しています。昨年11月にはブログにこんなことも書きました。愛媛県の食材を安定的に提供するためには、素材として活用してもらうことが重要だと考え、過去には柑橘パウダーやピールでゼリー、焼きドーナツ、クッキーなどを試作いただき、それらを持って何度か海を渡りました。

そんな中、渡米先で出会ったのがココナッツアイスクリーム。動物性のものを一切使っていない(ヴィーガン)、大豆も使用していない。主原料は水とココナッツミルクと甘蔗糖(生成されていない砂糖)のみ。そして何よりとても美味しい。牛乳を使用したアイスクリームよりさっぱりしているけど、コクとリッチ感あり。アイスクリームという誰もをワクワクさせるアイテムを媒体に、愛媛県食材を国内外に広くPRできないかと、過去4ヶ月米国サイドに尾崎食品さんの商品を送りアイスクリームを試作していただいたり、あれこれ検討してきました。そして昨日はおそらく日本で初となるココナッツソフトクリームの試食会を宇和島の米粉パン屋さんブランジュリRIZさんさんで実施させていただきました(槇野さん本当にありがとうございます!!)。(これは同行した夫のレポート

このアイスクリームの可能性、正直測れしれないほど大きいと思っています。今日本には様々な食事制限を持った外国人が多く訪れています。例えば、近年訪日数が劇的に伸びているインド人の40%はベジタリアン。また、訪日外客シェア第3位の台湾人の14%はベジタリアンで、「オリエンタルベジタリアン」という動物性のものを一切とらないスタイルが主流です。またオリンピックアスリートの多くが食事に細心の注意を腹い、よりシンプルな食品を口にしているあろうことは想像に難くありません。

また、日本人の10代でヴィーガンを選択する人が増えているという調査結果もあります。この調査では、10代において、畜産業が環境破壊の主要な原因になっていることの認知度の高さとの関係性が示唆されています。

このようなこだわりを持った層に、アイスと言う媒体を通して愛媛の味をPRしたい。

写真はRIZの槇野さんから送られてきた写真。なんとココナッツソフトに3種類のカラフルなジャガイモをトッピング。食の専門家である槇野さん曰く、ココナッツソフトは野菜にも合うのだとか。期待は高まります。