2018年1月3日水曜日

2018年は織りはじめの年。

新年あけましておめでとうございます。新しい年を迎えたことと、久しぶりのブログ更新ということもあり、現在進行中の事業や活動について、自分の中で整理するために「布を織る」ことに例えて俯瞰してみました。少し長めです。

「いろんなことやってるね(ちょっと困惑気味に)」。最近よく言われます(汗)。「確かにそうだな」と自分でも思います。創業2年目の今年、交わした契約は、輸出関連1件、輸入関連1件、人材関連3件、教育機関1件。加えて大学からの委任もありました。契約相手は日本も含め3つの国。活動場所は7か国にまたがります。それぞれの活動内容は異なりますが、どれも、異なる国や地域が持つ資源(人やもの)を活用することで「持続可能で豊かな社会を創造する」という自分の理念に合致するものです。

ただ、2016年の初旬頃まで、それらの事業・活動はアイデアレベルに近いもので、モワっとした丸めた複数の羊毛の塊のようでした。そして春ごろから素晴らしい出会いに恵まれたこともあり、少しずつ(本当に少しずつ)それぞれの羊毛から糸が姿を見せ始めました。ただ、まだ糸の長さも十分ではありませんし、どの糸をどれだけ使ってどのように織っていくかまでは描き切れていません。しかし、今はそれらの糸を組み合わせて、自分にとって意味のある「布」に織り上げていけるような気がしています。そして糸を織り合わせる動作を例えるなら、それはひたすら「実践と教育(または理論)」の往還です。

活動の成果である「布」はただ出来上がればいいというものではありません。持続的で安定した「作業」を通して、ムラの無い、美しい布に仕上げていくことが必要です。そのために今年学びを深めたいのは「ポジティブ心理学」です。一般的に広まっている何でも肯定的にとらえる「ポジティブシンキング」ではなく、「人生を真に充実したものにするのは何か」という問いのもとに、幸福、希望、感情、愛、フロー、強み、レジリエンス(回復力)、モチベーション、価値観、人生の目的などについて研究する心理学です。

松山大学の心理学の授業では、これまで以上にポジティブ心理学に焦点を当てていきたいですし、愛媛大学の留学生を対象としたキャリア教育や海外での人材ビジネスでは、社会で幸せに機能し続けるための知識として提供・活用していきます。輸出入ビジネスでは、顧客やパートナーと良好な関係性を築き成果を出すために重要な鍵となるでしょう。

かなりきれいに描き過ぎましたが、一番は自分を奮い立たせるため。まずは一つ一つの動作を丁寧に。。。支援してくださる方への感謝を忘れずに、今年も歩みを進めたいです。










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