2017年2月8日水曜日

創業して得たもの、失ったもの

昨年7月の創業からこれまでを振り返り、得たものと失ったものを2つずつに整理してみました。まず、得たものの一つは、自分がいかに無力だったかという気づき。企画立案から実行、予算・伝票管理、そして報告書作成まで様々な事務手続きまでを一通りやる中で、いかに自分は人にお膳立てしてもらった場で、好きなことだけさせてもらっていたかに気づきました。

そしてもう一つ得た気づきは、手を差し伸べてくれる人の存在です。私の限りある能力を活かし何ができるのか、一緒に頭を悩ませてくれる人がいます。組織を離れ一人で作業することが多いですが、いつも国内外に住む複数の伴奏者を感じながら取り組むことができています。感謝の気持ちでいっぱいです。

では創業して失ったものは何か。まずは貯金(笑)。通帳の数字はみるみるうちに減っていきます。そこにあったお金は「資金」という形で複数の口座に分散し、活動費に充てています。事業の柱を確立し、順調に収入を得るまでまだ時間はかかりそうで、不安がないといえば嘘になりますが、「思いを実現する機会」という大きな買い物をしたのだと信じて、楽しみながら進みます。

そして失ったもう一つのものは、過去10年ほどまとっていた役割的性格です。それがどのようなものか一言では言い表せないけど、本来の好奇心旺盛でわがままな自分がまた表にたくさん出てくるようになったと感じます。本来の自分で居られるようになったからかストレスもなく、お酒に頼ることも無くなりましたが、社会性を失わないように気をつけなければ。笑


そういえば、散歩したり、花を眺める余裕も得たものの一つ。

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