2016年4月24日日曜日

なぜベトナムか

ノリッシュ・ジャパンの最初の活動フィールドは
ホーチミン(ベトナム)です。
ホーチミンには、20年前に「これからは東南アジアの時代だ!」
と、単身ベトナムに乗り込んだ従兄弟
川口浩史がいます。彼と私の実家は
同じ敷地内にあり、私たちは一緒に大きくなりました。

その浩史が、昨年12月に
ベトナムで農業コンサルティング会社
G・Kオルガニック・ジャパンを立ち上げ
現在日本の農業資材を輸入しながら
ベトナムでの有機農業普及に奔走しています。
 
ベトナムは中国から大量の食品を輸入していますが
近年農薬や添加物の過剰使用・残留等の問題から
有機栽培品や国産品への関心が高まっています。

また、国連食料農業機関(FAO)によると、2050年までの間に
世界の食料需要は70%までに増加することが予想されており
それに対応する為に世界は毎日新たに21万9,000人の
食料を確保し続ける方法を見出さなければならないと言われています。

浩史は、日本の有機農業資材の活用や
家畜の排泄物に由来する有機物を堆肥化することで
土壌の肥沃度を高め、ベトナムに持続可能な
食料生産システムを構築し
将来的にはベトナムが大規模な食料供給元になることを
目指しています。

この浩史の熱意とビジョンに共感し、ノリッシュ・ジャパンの
アイデアは生まれました。アイデアの詳細については
追って記していきたいと思います。

写真は「土を踏むだけで靴の上からでも土壌の質が分かる」という浩史。











お読みいただきありがとうございます。










0 件のコメント:

コメントを投稿