2017年8月24日木曜日

「管制塔」に導かれなんとか「安定飛行」へ。

弊社初の大きな案件。成果を収めるための最初のハードルをなんとかクリアすることができました。実は、4月にこのお話しをいただいてから、本当に生まれたばかりの一地方企業にまかせていただけるのか、まかせていただいてもできるのか、不確定要素に右往左往してきました。「もしペンディングになったら」という不安は常に頭にありましたが、それを振り払い、自分にできる精一杯の資金を投入し、必要な第3社に協力を依頼し、ただ目の前のことに焦点をあてて、前に進んできました。まだ最終目的地までは時間を要しますし、気をぬくことはできませんが、なんとか安定飛行と呼べるフェーズに入り、ひとまず安堵感と感謝の気持ちでいっぱいです。

感謝の想いの向く先は本当にたくさんありますが、お一人挙げるとするならば、迷わず今回のクライアント企業様と私をつないでくださったIさんです。ご紹介いただいた後も、まめな進捗状況の確認、それに伴う動き方のアドバイス、私ができないことのフォロー、クライアント企業様をお迎えしての渡航先での動き方など、あらゆる場面で導いていただきました。実は私、まだ大学教員だった4年程前から、海を渡りながら海外と日本の人を結び付け双方のニーズを満たしていくIさんの仕事ぶりにあこがれ、「いつかは一緒に仕事ができれば」と願ってきました。まさかこんなに早くその時が来るとは想像もしていませんでした。管制塔のようなIさんに報いるためにも、このプロジェクトに関わってくださっている他の多くの方々のためにも、必ずうまくでランディングさせます!

2017年7月30日日曜日

どこにもない、こだわりのNYツアー作りました。一緒に行きましょう。

ニューヨークで学ぶツアーを企画しました。「ニューヨークは最先端。刺激に溢れている。だから行きましょう!」と、そんな生半可な気持ちで作った企画ではありません。私たち自身が持つ世界観や周りで見聞きしたこと、また、これまで生きてきた時間軸の延長線上に何かを創造するという思考パターンを打破することが目的です。そのためにできること、それは、個性、独創性、自分の価値を研ぎ澄ませ、ビジネスとしてそれらを表現している先駆者達と対話をすることだと考えました。起業家との対話を通して「自分は何者か?」「どのようなスキルや強みを持っているか」「何にワクワクするのか」「社会にどんなインパクトを与えたいのか」について熟考します。また日本人が気づいていない日本の価値を知る機会にもなるでしょう。それらを基軸に、自分や自社が参入できるニッチを探求します。

「それだったら日本でもできるのでは?」と思われるかもしれません。なぜニューヨークか。理由はたくさんありますが、大きな理由の一つはこれからはあらゆる産業に「クリエイティヴィティ(創造性)」が益々求められる時代だからです(参照:The Response Magazin, July 2017)。むしろそれらの要素がなければこれからはどんな分野でも生き残れないと言っても過言ではないでしょう。NYには建築、デザイン、ファッション、ビジュアルアートなどのクリエイティブ産業と融合して新しい価値を生み出しているビジネスがたくさんあります。これらはやはり文字情報や映像でなく、体感することで初めて自分の糧にすることができるのだと考えます。

ツアー料金は1週間で70万円と普段自分で全て手配する私にとってびっくりする金額になりました。しかし近畿日本ツーリストさんの旅行商品として、参加者のみなさんの安心・安全を最優先に考えた内容にすると、様々な費用が必要になることが分かりました。また講師陣や参加者の方々への個別対応にこだわっています。多くのメディアで活躍する現地ジャーナリストがコーディネートする視察場所、個々人のニーズに基づいてカスタマイズするツアー、国連等から起業家賞やリーダーシップアワードを受賞した日本人起業家との交流、ツアー後のフォローアップなどたくさん詰め込みました!!なので自分たちも「持ち出し」で参加覚悟です!お一人お一人と夢やビジョンをゆっくり語る旅にしたいので、10名が限界だと思っています。是非一緒に行きましょう!!



資料請求はいよココロザシ大学、FBメッセージ、または以下のアドレスまで:
askアットnourishjapan.com (アットを@に変えて)

2017年7月29日土曜日

フードビジネス界の「金の卵」に出会いました!

これ何だと思いますか?最高にピザをおいしく食べるための器です。波打った表面は、熱々のピザの湿気を逃すため。素材はオリーブの木。オリーブには殺菌効果があり、硬度が高いため傷つきにくく美しさが続くのだとか。そしてお手入れはイタリアンに欠かせないオリーブオイル。綺麗に切り分けるための溝、テーブルに置いた時音を立てないための持ち手部分など、「0.数ミリ単位で」「100のこだわり」が詰まった逸品。

これを作ったのは京都造形芸術大学に所属する三木俊輝くん。全日本学生料理協会の会長でもあり、Food Art Designの代表でもあります。彼の名刺には「食に関わる全てのデザインを」と記されてあり、その言葉の通り、彼は国内外飛び回ってテーブルウェアデザイン、ラベルデザイン、商品開発、異文化交流イベント、調理教室など、食に関わるあらゆる活動をダイナミックに推し進めています。料理コンテストでの受賞歴も華やかで、このピザプレートは「2016料理王国100選」テーブルウェア部門賞を受賞。まさに才能の塊ですね。

そんな彼との出会いは2日前。森永アクセラレータープログラムの交流会にて。終了10分前に息を切らせて現れた彼。このピザプレートを手に「一言だけ挨拶させてください!」と森永の社員さんに詰め寄り、端的に、でも熱く想いを語っていました。聞けば京都からの長距離バスに乗れず、でもどうしてもイベントに参加したくてヒッチハイクで7台乗り継いで十数時間かけて東京までたどり着いたのだとか。「折角だから行ける人だけで2次会にいきませんか?」と言う彼の呼びかけで、散り散りバラバラに会場を後にしていた人たちも足を止め、みんなでカフェで語りました。偶然集まった人たちの間には偶然にもいろんなつながりがあることがわかり、「呼びかけてくれてありがとう!」の気持ちでいっぱいに。巻き込み力も半端ない人です。

*写真は三木くんのFBページより


*2次会のカフェにてHAMONを持つ三木くん

2017年7月18日火曜日

ココナッツアイスクリームの可能性。

気がつけば創業からはや1年。たくさんの方に支えられ、インバウンド対応事業、人材事業のお仕事を少しずつですがご依頼いただくようになりました。でもまだ足元グラグラです(😅)。まだまだ突破口が開けないのが、愛媛県産品の輸出。完成されたプロダクトを相手国のニーズと合致させることの難しさ、「地元推し」で幅広い商品を提供することのインパクトの無さ、飽和した市場に切り込める価値創造の大切さを痛感しています。昨年11月にはブログにこんなことも書きました。愛媛県の食材を安定的に提供するためには、素材として活用してもらうことが重要だと考え、過去には柑橘パウダーやピールでゼリー、焼きドーナツ、クッキーなどを試作いただき、それらを持って何度か海を渡りました。

そんな中、渡米先で出会ったのがココナッツアイスクリーム。動物性のものを一切使っていない(ヴィーガン)、大豆も使用していない。主原料は水とココナッツミルクと甘蔗糖(生成されていない砂糖)のみ。そして何よりとても美味しい。牛乳を使用したアイスクリームよりさっぱりしているけど、コクとリッチ感あり。アイスクリームという誰もをワクワクさせるアイテムを媒体に、愛媛県食材を国内外に広くPRできないかと、過去4ヶ月米国サイドに尾崎食品さんの商品を送りアイスクリームを試作していただいたり、あれこれ検討してきました。そして昨日はおそらく日本で初となるココナッツソフトクリームの試食会を宇和島の米粉パン屋さんブランジュリRIZさんさんで実施させていただきました(槇野さん本当にありがとうございます!!)。(これは同行した夫のレポート)。

このアイスクリームの可能性、正直測れしれないほど大きいと思っています。今日本には様々な食事制限を持った外国人が多く訪れています。例えば、近年訪日数が劇的に伸びているインド人の40%はベジタリアン。また、訪日外客シェア第3位の台湾人の14%はベジタリアンで、「オリエンタルベジタリアン」という動物性のものを一切とらないスタイルが主流です。またオリンピックアスリートの多くが食事に細心の注意を腹い、よりシンプルな食品を口にしているあろうことは想像に難くありません。

また、日本人の10代でヴィーガンを選択する人が増えているという調査結果もあります。この調査では、10代において、畜産業が環境破壊の主要な原因になっていることの認知度の高さとの関係性が示唆されています。

このようなこだわりを持った層に、アイスと言う媒体を通して愛媛の味をPRしたい。

写真はRIZの槇野さんから送られてきた写真。なんとココナッツソフトに3種類のカラフルなジャガイモをトッピング。食の専門家である槇野さん曰く、ココナッツソフトは野菜にも合うのだとか。期待は高まります。




2017年6月10日土曜日

コンフォートゾーンを飛び出しリスタートする人。


マレーシア工科大学UTMSPACEにて、共同事業の提案を行いました。このような機会をいただけたのも、前職を通して2010年から付き合いのあるアンジェラのおかげです。

アンジェラ、実は、この4月からこのUTMでの仕事を始めたばかり。それまではマレーシアでトップクラスの大学(学部単独では世界ランキング29位)の副学長を務めていました。20年以上勤務した大学での安定した地位を離れ、国立大学という私立大学とは異なる文化を持ち、まさに人種構成さえも前任校とは全く異なる場所での任期付きの職を選んだ理由は、「そろそろコンフォートゾーン(自分にとって心地よい場所)を出る時だと感じたから」「自分にある別な可能性を試してみたかったから」。周囲からは「どうかしてる」「やめた方がいい」と繰り返し言われたけれど、彼女の決意は固いものだったのです。


マレーシア工科大学の彼女の仕事は大学の戦略担当。これまでの学生支援の仕事とは大きく異なります。学生とのふれあいが恋しい反面、これまでと全く異なるビジネスマインドを求められる仕事にわくわくする日々を過ごしているとのこと。そんな彼女だからこそ、私のようなビジネス初心者の提案に耳を傾け、「CEOにプレゼンしてみない?」と、思い切った提案をしてくれたのだと思います。

アンジェラはこれまでもずっと私にとっての憧れの存在でした。そして思い返せば、私をインスパイアしてくれる人の多くが、あえて「コンフォートゾーン」を飛び出す人だということに気づきます。いくつになっても謙虚で、学び続け、挑戦し続ける人。私もそんな人になりたいです。


コーチングセッションを体験しました。

初めてコーチングセッションを体験しました。現在抱えている想いやこれからの行動までを、コーチに導かれながら言語化し、スクリーンに向かって(スカイプだったので)表現しました。最初は子どもの話のみをするつもりが、やがて教育全般に対する自分の思いに話題は移り、次には自分の仕事との関連性、そしてまた最後に子育てについての反省点へと話は一巡しました。

今回気づいたことは2つありました。一つは、私が過去15年ほど前から抱いてきた、「持続可能な社会創造のために主体的に参画できる人材を育成する」という人生の理念に関連するものに、大半のエネルギーを注げるようになっているということ(成果はまだまだですが)。そしてもう一つは、子どもの人生と自分の人生はもう少し明確に切り分けた方が良いのでは、というもの。子どもには子どもの価値観や欲求があり、彼ら彼女は、これから様々な経験や学びを繰り返し、自分なりの生き方を見出していく存在です。そう頭で理解しながらも、何か押しつけがあるのではないか?先回りし過ぎていないか?怪しい部分がいろいろ見えてきました。
「子育て」と言える時期も気が付けばあと残り7,8年でしょうか。肉体的には「手が離れた」サイズになりましたが、精神的な関わりはこれからの方が濃密かも。親として成長できる最後のフェーズと思って、楽しみながら過ごしたいです。


2017年6月2日金曜日

もったいない「片想い」。

先週台湾の4都市を巡り、7つの大学を訪問してきました。今回はクライアント様の依頼を受け、主に日本語学科や観光学科を訪ねて周りました。その中でまず実感したのは、いかに台湾では実践的な教育が行われているかということ。観光関連の学科にはホテルサービスからコーヒー焙煎やワインテイスティングに至るまで、幅広く学ぶための設備が整えられており、旅行業を学ぶ学科には旅行会社もあります。

*大葉大学レジャー事業管理学科/大学院入り口


*カフェやカクテルを学ぶ教室



日本語学科が入る建物には和室があり、学生たちは言葉だけでなくマナーや文化も学びます。日本語教員養成で有名な東呉大学では、学生たちは自ら進んで卒業論文を日本語で書き、多くの卒業生がその後実際に日本語教員となり、台湾全土で活躍しているそうです(この大学出身者が台湾全土の日本語教育者に占める割合は50%近く)。

*東呉大学日本語文学科の教室


そんな中、先生方から聞こえてくるのは「もっと日本について学びたい」「日本の学生にきて欲しい」でも「日本からの留学生はどんどん少なくなっている」と言う声。日本語を学び留学し、日本のホテルなどでインターンシップ経験をする学生は増えているものの、日本から台湾の大学に足を運ぶ人は減っているとのことでした。この片想いはこれまで長く続いているものだそうです。

先日ある新聞記事で日本電産の創業者である永守重信さんが「日本は社会のニーズに合った学生を排出できていない」「欧米の大学はホテル学科など実践的な学科があちこちにあり、即戦力として使える」と述べておられましたが、サービス産業への期待が今後益々高まることが予想される日本において、これからその分野で活躍したいと考える若者は、台湾に限らず、タイやマレーシアなど、観光産業がより盛んな国で専門性と言語力を同時に高めることも良いのではないでしょうか。

また、観光関連の学部に必ずある調理学科の教員は、「学生たちは和食を学びたいのに日本の学校と行き来がない」「和食の教員がいたら是非紹介して欲しい」と述べておられました。日本政府は2020年まで農林水産物や食料品の輸出額を1兆円まで増やす目標を掲げていますが、専門家や飲食業者に向けたPRだけでなく、教育を通して和食ファンを増やすことで、将来的な需要を高めていくことができるのではないかと感じました(台湾の大学で教えてみたい調理士の方、いませんか☺️)。

日本語学習者も世界では近年増加傾向であり教員のニーズは高まっているそうです。日本で日本語教育を学ぶよりも、台湾など日本語を学びたい人に囲まれた環境で学ぶ方が、よっぽど効率が良いのでは?と素人ながら考えましたが、みなさんいかがでしょうか?