7月11日に申請した法人設立登記が完了し
「合同会社 Nourish Japan(ノリッシュ ジャパン)」として
活動を開始することとなりました。
(Nourishには、心や体に栄養を与える、育成するという意味があります)
過去3ヶ月間、様々な人に会い
思いを説明し、意見や助言をいただきながら
3つの事業案を作成し
「これでやってみよう!」というところまで
これたのは、2つの大学の授業で関わった
学生たちの存在があったからだと思っています。
毎週1200文字のレポートをコツコツと提出し続けた
250名の松山大学の学生と
「ダイバーシティを活用する新たな人事の仕組みを提案する」
というプロジェクトを遂行するために
毎週たくさんの課題をこなし続けた立教大学の学生たちは
私にとってペースセッターのような存在でした。
大学のフルタイムの仕事を離れた理由の一つに
理論だけを振りかざしてリーダーシップを教えている
自分に対する違和感がありました。
そんな思いで飛び出したのに
真摯に学ぶ学生を前に
後ろめたさを感じるようなことが
あってはならないと自分に言い聞かせてきました。
写真は、松山大学熊谷太郎先生と
ジョブカフェ愛work熊谷環さん夫妻からの
贈り物。あとは法人設立日を書き入れるだけという
状態で先月いただきました。
やっと日付が入りました!!
始めることは誰でもできます。
続けられるかどうかです。
楽しみながら頑張ります!
ノリッシュ・ジャパン:愛媛県産品の輸出支援、ヴィーガンアイスクリーム輸入販売、インバウンド対応商品販売促進ツール開発、人材育成支援、通訳・翻訳。 Nourish Japan Website: http://www.nourishjapan.com/
2016年7月22日金曜日
2016年7月14日木曜日
企業を樹に例えたら
立教大学グローバル・リーダーシップ・プログラム101(GLP101)では、
クライアント企業から頂いた課題にチームで取り組み
そのプロセスを通してリーダーシップを学びます。
去る7月9日は、7クラス28チームの中から予選を勝ち抜いた7チームが
今期のクライアント企業であるオリックス役員と社員の方々を前に
プレゼンテーションを行う「本選」でした。
今期受講生たちが取り組んできた課題は
「ダイバーシティを活かした新たな働き方や人事の仕組みを提案せよ」。
というもの。
従来の、営業利益に直接結びつくことを狙いとした
ビジネスプランの提案でなく、人事の仕組みを提案するという
学生にも私たちにとってもハードルの高いテーマでした。
しかしながら、受講生たちは膨大な資料を読み、疑問を投げかけ
仲間で話し合い、それぞれが創造的な提案を完成させました。
本選までを終えた今、受講生たちは、
これからの企業活動において鍵となる
とても大事な課題解決アプローチ法を学ぶことができたと実感しています。
それは具体的にどういうことか。企業を1本の樹に例えて説明します。
(オリックスさんではなく、一般的な企業の話をしています)
樹になる実は、企業が提供する商品です。これまで
多くの企業が主に顧客のニーズや市場に対応した実をつける事に
エネルギーを注いできました。
しかし、少子高齢化、環境問題、人権問題など、社会的課題が
早いスピードで深刻化・複雑化するこれからの社会において
樹は、大気(社会全体)、水(構成員)、土壌(組織文化やコミュニティ)、
他の生体(顧客や他の組織)との連鎖など、生態系全体を考慮せずに
健康に成長し続けることが難しくなっています。
これまでありがちだった表面的なCSR活動等でなく
組織内にある課題を見つめ、体内の健康を増進すると共に
周囲にある課題を丁寧に拾い、需要を顕在化しながら
他の生体と共に豊かな環境をつくっていく姿勢は
企業だけでなく、今後あらゆる組織に求められるでしょう。
今回のGLP本選の最後、オリックス取締役の髙橋秀明さんが
このようなことを言われていました(一言一句同じではありません):
「イノベーションとは新結合だが、テクノロジーとテクノロジーだけを
掛け合わせるのではなく、人間の本質的なところに迫った解決を試みる
そういう若い力を育てて欲しい」
これを先ほどの樹の例を用いて表現するなら、自分や他の組織が付けた
実と実を安易に掛け合わせて新しいものをつくることへの
警笛ではないでしょうか。
今期の授業で、経営効果を生む
「ダイバーシティを活かした人事の仕組み」について検討を重ねた
受講生たちは、環境や組織を脅かさず、活かしながら活動し
結果的に生態系に良い循環をもたらすような企業活動とはどのようなものかについて
理解を深めたと感じます。
15週間伴走してきたマラソンのような授業も
来週で終わりです。ちょっと寂しいです。
クライアント企業から頂いた課題にチームで取り組み
そのプロセスを通してリーダーシップを学びます。
去る7月9日は、7クラス28チームの中から予選を勝ち抜いた7チームが
今期のクライアント企業であるオリックス役員と社員の方々を前に
プレゼンテーションを行う「本選」でした。
「ダイバーシティを活かした新たな働き方や人事の仕組みを提案せよ」。
というもの。
従来の、営業利益に直接結びつくことを狙いとした
ビジネスプランの提案でなく、人事の仕組みを提案するという
学生にも私たちにとってもハードルの高いテーマでした。
しかしながら、受講生たちは膨大な資料を読み、疑問を投げかけ
仲間で話し合い、それぞれが創造的な提案を完成させました。
本選までを終えた今、受講生たちは、
これからの企業活動において鍵となる
とても大事な課題解決アプローチ法を学ぶことができたと実感しています。
それは具体的にどういうことか。企業を1本の樹に例えて説明します。
(オリックスさんではなく、一般的な企業の話をしています)
樹になる実は、企業が提供する商品です。これまで
多くの企業が主に顧客のニーズや市場に対応した実をつける事に
エネルギーを注いできました。
しかし、少子高齢化、環境問題、人権問題など、社会的課題が
早いスピードで深刻化・複雑化するこれからの社会において
樹は、大気(社会全体)、水(構成員)、土壌(組織文化やコミュニティ)、
他の生体(顧客や他の組織)との連鎖など、生態系全体を考慮せずに
健康に成長し続けることが難しくなっています。
これまでありがちだった表面的なCSR活動等でなく
組織内にある課題を見つめ、体内の健康を増進すると共に
周囲にある課題を丁寧に拾い、需要を顕在化しながら
他の生体と共に豊かな環境をつくっていく姿勢は
企業だけでなく、今後あらゆる組織に求められるでしょう。
今回のGLP本選の最後、オリックス取締役の髙橋秀明さんが
このようなことを言われていました(一言一句同じではありません):
「イノベーションとは新結合だが、テクノロジーとテクノロジーだけを
掛け合わせるのではなく、人間の本質的なところに迫った解決を試みる
そういう若い力を育てて欲しい」
これを先ほどの樹の例を用いて表現するなら、自分や他の組織が付けた
実と実を安易に掛け合わせて新しいものをつくることへの
警笛ではないでしょうか。
今期の授業で、経営効果を生む
「ダイバーシティを活かした人事の仕組み」について検討を重ねた
受講生たちは、環境や組織を脅かさず、活かしながら活動し
結果的に生態系に良い循環をもたらすような企業活動とはどのようなものかについて
理解を深めたと感じます。
15週間伴走してきたマラソンのような授業も
来週で終わりです。ちょっと寂しいです。
2016年7月8日金曜日
換金能力を上げろ!
ベトナムでの営業活動4日間。ずっと随行してくれた従兄弟Hiroshi。
移動しながら、フォーを食べながらコーヒーやワイン飲みながら、
輸出入に関わる数字の出し方から営業トークまで
いろいろレクチャーしてくれました。
サウジアラビアから北米まで営業経験のあるHiroshiから言わせると
私の営業トークは関係ない話がちょっと多すぎなんだとか。
「あのね、商売にはリーダーシップも大事やけど
換金能力も大事よ」とHiroshi。ごもっとも!
もっと神経を研ぎ澄ませ、相手の時間も自分の時間も
無駄にしないように、営業成果を追求しなければと痛感。
ホーチミン滞在後半の2日間で、Hiroshiの会社
夫のNPO 、そして私の会社で展開する新しい取り組みに
ついて協議し、資料にまとめ、帰国翌日に
企業様に提案に上がりました。
スピードの大切さも学んでいます。
移動しながら、フォーを食べながらコーヒーやワイン飲みながら、
輸出入に関わる数字の出し方から営業トークまで
いろいろレクチャーしてくれました。
サウジアラビアから北米まで営業経験のあるHiroshiから言わせると
私の営業トークは関係ない話がちょっと多すぎなんだとか。
「あのね、商売にはリーダーシップも大事やけど
換金能力も大事よ」とHiroshi。ごもっとも!
もっと神経を研ぎ澄ませ、相手の時間も自分の時間も
無駄にしないように、営業成果を追求しなければと痛感。
ホーチミン滞在後半の2日間で、Hiroshiの会社
夫のNPO 、そして私の会社で展開する新しい取り組みに
ついて協議し、資料にまとめ、帰国翌日に
企業様に提案に上がりました。
スピードの大切さも学んでいます。
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