2017年3月31日金曜日

「走りながら考えろ」

今年度最後の出張を終え一息。自分の本当にやりたいことをやると決めて大学を離れて1年。「走りながら考えろ!」のELS(愛媛大学リーダーズスクール)精神で、気が付けば100回近く飛行機で飛び、様々な地域でたくさんの人と話しながら、自分のやるべきことを「削り出す」作業が続いています。新年度のスタートはケニア。凝り固まった思考のフレームワークを存分にほぐしたいです。

*庭のユスラウメ。大学で働き始めた頃職員の松本さんにいただきました。
 当初の何倍も成長しました。


2017年3月19日日曜日

顔の見えない相手と「顔の見える関係」をつくる

ネット上でのサービスや、友人からのオンライン上での紹介を通して出会い、メッセージや電話でのやり取りを重ねながら関係構築していく、または1年に数回顔を合わせ、それ以外はオンラインでやり取りしながら作業を進めるという「人付き合い」が最近どんどん増えています。仕事の依頼先やパートナー、子どもたちの留学先や旅先でお世話をしてくださる方々など、頻繁にやり取りする相手はアフリカ大陸からアメリカ大陸までに及び、PCに向かいながら相手国のそれぞれの時間を思い浮かべてメッセージを送ることも、最近では割と容易にできるようになりました。

お付き合いしている方の中には、もしかしたらこれから先も実際お目にかかることはないかもしれない人もいます。しかし、その方がいつもこちらの状況を懸命に想像し、丁寧なコミュニケーションを心がけてくださっていることが、文章の端々から読み取れ、この頃は身近にいる「顔の見える相手」と同じくらい大事に思うようになっています。ただ私自身がその相手に大事な存在と感じてもらえているかは未知数です。つい先日も、顔の見える人に対する体裁を取り繕うことに気をとられ、見えない相手に表面的な言葉を返し、嫌な気持ちにさせてしまいました。まだまだだなあと感じます。誠意と温かみが伝わるような、小手先でないオンラインのコミュニケーション力と、離れていてもガッツリとタッグを組んでプロジェクトを実現させるリーダーシップをもっと磨きたいです。



2017年3月7日火曜日

「大声を出す」

本日は、International Restaurant & Foodservice Show of New York の視察と、伊予銀行 ニューヨーク駐在員事務所の高橋さん、カリスマブロガーであり、著名なマーケッターであるりばてぃさんとの打ち合わせでした。慌ただしい一日を通して得た大きな学びの一つは、りばてぃさんの言葉にあった、「ニューヨークではあらゆるものが『大声を出している(being loud)』」ということ。 同質性の高い日本で、同じ文化背景を持つ人にモノやサービスを販売するのとは大きく異なり、ここでは、あらゆる文化、価値、興味・関心、さらには言語レベルを持つ人に届くように、シンプルで訴求力のある言葉を多用してで商品をPRすることが求められるのです。

以下の写真はイーストビレッジで見つけたジュース屋さん。店のつくりはシンプルだけど、「非加工、スーパーフード、オルガニック、ジュースクレンズ」等、健康志向であったり流行に敏感な方にヒットする言葉がいたるところに・・・。



今こちらで結構人気があるというみかんソーダにも、言葉がたくさん。でもデザインに溶け込んでいるような・・・。

ニューヨークのスーパーに並ぶ商品のパッケージについては、りばてぃさんの最新の記事で取り上げられています。こちらも是非!
http://nyliberty.exblog.jp/