2017年7月29日土曜日

フードビジネス界の「金の卵」に出会いました!

これ何だと思いますか?最高にピザをおいしく食べるための器です。波打った表面は、熱々のピザの湿気を逃すため。素材はオリーブの木。オリーブには殺菌効果があり、硬度が高いため傷つきにくく美しさが続くのだとか。そしてお手入れはイタリアンに欠かせないオリーブオイル。綺麗に切り分けるための溝、テーブルに置いた時音を立てないための持ち手部分など、「0.数ミリ単位で」「100のこだわり」が詰まった逸品。

これを作ったのは京都造形芸術大学に所属する三木俊輝くん。全日本学生料理協会の会長でもあり、Food Art Designの代表でもあります。彼の名刺には「食に関わる全てのデザインを」と記されてあり、その言葉の通り、彼は国内外飛び回ってテーブルウェアデザイン、ラベルデザイン、商品開発、異文化交流イベント、調理教室など、食に関わるあらゆる活動をダイナミックに推し進めています。料理コンテストでの受賞歴も華やかで、このピザプレートは「2016料理王国100選」テーブルウェア部門賞を受賞。まさに才能の塊ですね。

そんな彼との出会いは2日前。森永アクセラレータープログラムの交流会にて。終了10分前に息を切らせて現れた彼。このピザプレートを手に「一言だけ挨拶させてください!」と森永の社員さんに詰め寄り、端的に、でも熱く想いを語っていました。聞けば京都からの長距離バスに乗れず、でもどうしてもイベントに参加したくてヒッチハイクで7台乗り継いで十数時間かけて東京までたどり着いたのだとか。「折角だから行ける人だけで2次会にいきませんか?」と言う彼の呼びかけで、散り散りバラバラに会場を後にしていた人たちも足を止め、みんなでカフェで語りました。偶然集まった人たちの間には偶然にもいろんなつながりがあることがわかり、「呼びかけてくれてありがとう!」の気持ちでいっぱいに。巻き込み力も半端ない人です。

*写真は三木くんのFBページより


*2次会のカフェにてHAMONを持つ三木くん

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