気がつけば創業からはや1年。たくさんの方に支えられ、インバウンド対応事業、人材事業のお仕事を少しずつですがご依頼いただくようになりました。でもまだ足元グラグラです(😅)。まだまだ突破口が開けないのが、愛媛県産品の輸出。完成されたプロダクトを相手国のニーズと合致させることの難しさ、「地元推し」で幅広い商品を提供することのインパクトの無さ、飽和した市場に切り込める価値創造の大切さを痛感しています。昨年11月にはブログにこんなことも書きました。愛媛県の食材を安定的に提供するためには、素材として活用してもらうことが重要だと考え、過去には柑橘パウダーやピールでゼリー、焼きドーナツ、クッキーなどを試作いただき、それらを持って何度か海を渡りました。
そんな中、渡米先で出会ったのがココナッツアイスクリーム。動物性のものを一切使っていない(ヴィーガン)、大豆も使用していない。主原料は水とココナッツミルクと甘蔗糖(生成されていない砂糖)のみ。そして何よりとても美味しい。牛乳を使用したアイスクリームよりさっぱりしているけど、コクとリッチ感あり。アイスクリームという誰もをワクワクさせるアイテムを媒体に、愛媛県食材を国内外に広くPRできないかと、過去4ヶ月米国サイドに尾崎食品さんの商品を送りアイスクリームを試作していただいたり、あれこれ検討してきました。そして昨日はおそらく日本で初となるココナッツソフトクリームの試食会を宇和島の米粉パン屋さんブランジュリRIZさんさんで実施させていただきました(槇野さん本当にありがとうございます!!)。(これは同行した夫のレポート)。
このアイスクリームの可能性、正直測れしれないほど大きいと思っています。今日本には様々な食事制限を持った外国人が多く訪れています。例えば、近年訪日数が劇的に伸びているインド人の40%はベジタリアン。また、訪日外客シェア第3位の台湾人の14%はベジタリアンで、「オリエンタルベジタリアン」という動物性のものを一切とらないスタイルが主流です。またオリンピックアスリートの多くが食事に細心の注意を腹い、よりシンプルな食品を口にしているあろうことは想像に難くありません。
また、日本人の10代でヴィーガンを選択する人が増えているという調査結果もあります。この調査では、10代において、畜産業が環境破壊の主要な原因になっていることの認知度の高さとの関係性が示唆されています。
このようなこだわりを持った層に、アイスと言う媒体を通して愛媛の味をPRしたい。
写真はRIZの槇野さんから送られてきた写真。なんとココナッツソフトに3種類のカラフルなジャガイモをトッピング。食の専門家である槇野さん曰く、ココナッツソフトは野菜にも合うのだとか。期待は高まります。
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