はじめに、私はベジタリアンではありません。ただ野菜が大好きで、豆を見るとテンションが上がります。大学で働き始める前は、イベントで仲間達とひよこマメのコロッケサンド、チリビーンズ、レンズ豆のスープなどを販売していましたが、過去8年程は、豆料理から遠ざかっていました。そして今、乾燥マメを水で戻したり、プロセッサーで下ごしらえをする時間的余裕を再び得たことと、新しい仕事の関連もあり、マメ熱再燃しています。
さて、今年は国連の定める国際マメ年なんだとか。今日知りました^^;。あえて豆を選んだ方が良い理由、実はこんなにたくさんあるんですね:
①栄養価が高い→良質なタンパク質、ビタミン、カルシウム、鉄、カリウム、食物繊維などが豊富肥満対策や糖尿病、冠動脈疾患、ガンといった生活習慣病を予防にも効果
②常温で長期保存できる→電気等のエネルギーを消費することなく、栄養価を損なわずに長期保存できるため、省エネで廃棄が少ない。
③ 生産に必要な水の総量が少ない→例えば、ダール(エンドウやレンズマメを挽き割りにしたもの)の生産には50リットル/kg 、鶏肉4,325リットル/kg、牛肉1,3000リットル/kgの水が必要
④マメ料理は世界中で食されており、継続的に食すことで、地域文化や気候風土に適したレシピの継承につながる
以前もこのブログで触れましたが、国連食料農業機関(FAO)によると、2050年までの間に世界の食料需要は70%までに増加することが予想されており、それに対応する為に世界は毎日新たに21万9,000人の食料を確保し続ける方法を見出さなければならないと言われています。他方、今日生産される食料の3分の1が廃棄の対象です。
人にも環境にもありがたいマメを1食でも多く取り入れること、心がけていきたいです。
写真は乾燥大豆から作ったソイベジバーガー。じん帯損傷で松葉杖生活になった夫の体重増加防止にも、マメは活躍してくれそうです^^/
出典:(公社)国際農林業協働協会「世界の農林水産」2016 Spring
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