路上や養護施設で暮らす子どもたちに、2年間の集団生活の場を提供し、基本的なライフスキルに加え、調理技術やレストラン運営、ITスキル、英語教育を提供し、就職までを支援するベトナムのNGO「Koto International」を訪れました。
この団体は、オーストラリアで生まれ育ったベトナム人Jimmy Pham 氏によって設立されました。1996年、旅行でホーチミンを訪れたジミーは、路上で生活する子どもたちに衝撃を受け、まずは子どもたちにシャワーを浴びさせ、十分な食事を提供する活動から始めました。その後オーストラリアとベトナムを行き来しながら活動を続けた後、ベトナムに拠点を構え本格的な活動を行うことになるのですが、そのきっかけは、子どもたちの‘We need skills so we can find stable jobs’(私たちに必要なのはスキル。そうすれば安定した職が得られる)という言葉だったそうです。その言葉を受け、Jimmyは、まず9人の研修生と共にサンドイッチショップを始めたのです。
その活動が発展し、現在では、ハノイとホーチミンに研修学校とレストランを構え、16歳から22歳までの100名の若者が学んでいます。300名を超える卒業生は有名レストランやホテルで活躍する他、海外に留学してMBAを取得したり、Kotoに戻りスタッフとして活躍する人も多数いるのだとか。レストランの料理やサービスについての評価も大変高く、Trip Advisorでも優秀店に認定されています。
現在Koto Internationalでは、研修生の海外研修の受け入れ先を求めています。向上心高く、調理やレストランビジネスの知識・スキルを有したベトナム人の若者を育てることで、社会貢献、自社のビジネス開発や人材育成につなげたいという日本のホテルや飲食業界の方、ご興味があればnourishjapan@gmail.comまでご連絡ください^^/
キッチンの様子。
3階建ての素敵なレストラン。ベトナムで一番古い大学跡地に面していて
ランチとディナーは観光客で混み合います。
3階はKotoの歴史を知ることができるミュージアムのようになっています。
100ドルの寄付でレンガに名前が刻まれ「Dream Builder」になることができます。
スタッフの皆さんと。
Kotoのウェブサイトhttp://www.knowoneteachone.com/
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