2016年12月5日月曜日

「産業・組織心理学研究」に拙著論文が掲載されました。

横浜国立大学安野先生と、京都外国語大学の岸岡先生と共に、12名の学生リーダーを対象に調査を行ったのがおよそ3年前。取得したデータをまとめて初稿を完成させ初投稿したのが2年前。それから何度か突き返され、推敲を重ね、やっと出版に至りました。雑誌掲載にこだわったのは、「リーダーシップは”ある、ない”ではなく、誰の中にも育てることができる」というメッセージを、特に人を育てる立場にある方々に広く伝えたいという願いがあったからです。

様々な経験、振り返り、メンターとの関わり、off-JTなどの学びを得ながら、人は物事の捉え方を変え、徐々に自己のこれまでの考え方や行動を手放し、新しいあり方(being)への試みが生まれます。「新しいあり方への試みが受容され、肯定的なフィードバックが得られた時、自己効力感が増し、その試みはリーダーシップ能力として定着」していく・・・。12名のリーダー達の半生が伝えています。最初から立派なリーダーだった人は誰一人いない。ご協力いただいたすべての皆様に心から感謝しています。


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